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中小企業のための会社健康診断~製造業編~

当社のセミナーに参加される経営者の声で、 最も多いのが、「現状把握をきちんとしたい」という声です。

その背景には、

「うちの経理の言ってるややってることは正しいの?」 「税理士の説明、答えはこの一つだけなのかな?」 「銀行は進めてくるけど、本当に大丈夫?」

といった、経営の資金や財務に関わる多くの課題や判断事項を お持ちであることがあげられます。

一見、もっともらしい情報も、自社の現状に照らし合わせてみると 実はマッチしていない、タイミングが今じゃない、といったことが 多々あるかと思います。

「銀行融資は借りれる間にたくさん借りた方がいいの?慎重になった方がいいの?」 こうした疑問も、一般論としての答えと、自社に合わせた答えは、必ずしも一致しません。

適切な判断をするためには、自社の現状把握が必要です。

そのために必要な判断指標をご紹介するのが、この会社健康診断シリーズです。

様々な業界の会社、それも大手企業ではなく中小企業の経営に関わる数字や情報を、今後、毎週金曜日に発信致しますので、ぜひご覧くださいませ。

まず最初は、「製造業」です。 最初ですので、少し大きいテーマにしました。次回以降は製造業の中でも具体的な事業に絞ってご紹介しますが、今回は製造業です。

注目している数値は、以下の通りです。

・売上高総利益率 ・売上高経常利益率 ・総資本回転率 ・売掛金回転期間 ・買掛金回転期間 ・従業員一人当たり売上高 ・従業員一人当たり人件費 ・借入金回転期間 ・自己資本比率

となります。

それぞれの項目に関する詳細の情報は、毎回順を追ってご紹介していきます。

また、注目するデータは対象となる業界により変わることがございます。

添付のデータの数字をご覧になられ、自社の会社の数字と比較して、問題点や課題点、もしくはその優先順位を洗い出してみましょう。

今回ご紹介したいのは、「総資本回転率」です。

会社が保有している資産(資金)を使ってどれだけの売上をあげられているのか、 効率はいいのか、悪いのか、そうした視点で経営の状態を調べてみます。総資本回転率(総資産回転率) = 売上高 ÷ 総資産(総資本) の算式で表されます。

損益計算書と貸借対照表の両方を確認する必要がありますね。

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