銀行の決算書の見方は、教科書にある「財務分析」とは違います。
まず、銀行は企業が提出する決算書を、「信用できる数字として見ていない」という事実があります。 ちょっと極端にも聞こえるかもしれませんが、本当の話です。 中小企業の決算書は、融資を引き出すために利益を過大に調整されたり、節税を行うために利益を過小にされていたりすることがありま...
土俵の真ん中で相撲をとる
改めてこの内容を京セラ フィロソフィーで読む。 自分の感覚の甘さを痛感する。 ✕土俵の真ん中で、常に余裕を持ちながら仕事にあたる ↓ 〇常に土俵の真ん中を土俵際だと思って、一歩も引けないという気持ちで仕事にあたる まさにここにかける意識の違いがある。...
「資金繰りに悩む経営者」に共通するポイント
資金繰りが悪化してしまう理由は会社によって様々です。 売り上げ不振の会社もあれば、取引先の倒産で売掛金が焦げついた、なんていう会社もあります。 中には、担当銀行員からの依頼で、無駄な投資に手を出してしまったことで、悪化がおこったりするようなことも。 しかし、...
資金繰り、資金調達の視点から見る 会社の保険戦略
①「出口戦略」のない保険は、ほぼ意味がなく、あるいはリスクになる。 会社の保険を解約した時、保険会社からお金が支払われます。 この戻ってくるお金を解約返戻金と言います。 解約する時期によって金額は変わりますが、上手く活用すれば、ほとんど、またはそれ以上の金額が返ってきます。...
金融機関を目利きする力
金融機関を取り巻く環境は、どんどん悪化し、既存のビジネスモデルを継続するだけでは、金融機関経営が成り立たなくなってくる可能性が高いのではないかと思います。 まさに、「選ばれる金融機関」と「淘汰される金融機関」に分かれる時代です。...
地域銀行は収益の上げづらい金融機関!?
金融庁では、平成25 事務年度以降、地域銀行が直面している人口減少や低金利環境の継続といった環境の変化が地域銀行の収益に与える影響の試算を行ってきました。 その試算の結果わかったことは、 ⅰ 金融緩和政策の継続により、長短金利差が縮小し、収益性が低下している。 ⅱ...
陸王に見る、融資コンサルタントの視点①
大人気ドラマの「陸王」。 経営者仲間の間でも、ちょっとした話題になっていたりします。 話の中で、取引銀行が中々の役回りをしています。 「あんなに熱心な担当者はいない!」などの声があったりしますが、ここでは融資コンサルタントの視点から、何回かに分けてポイントをお話したいと...
近い将来の地域密着型の金融機関の姿があった。
先日、西武信用金庫の落合理事長の講演を拝聴する機会がありました。 西武信用金庫は、金融機関をめぐる業況が厳しさを増す中、異例の成長を続ける地域金融機関として注目を浴びています。 今回のお話の中でも、感心するお話が数多く出てきました。...
地域金融機関再編
日本の経済環境をはじめ、これから始まるフィンテック時代を見据え、金融機関が身の振り方を常に考えています。 仮に、統合するとなった場合、自行の立ち位置はどこにあるのか。 する側がされる側かで大きく変わるので、行員も戦々恐々です。...
お金は借りられる時に借りておく
お金が無くなってからでは、取り返しがつかなくなってしまいます。 「お金は借りたくなった時では遅い」という内容のお話です。 「金融機関からの借入れは悪」と考えている人は少なくありません。 もし、どれだけ事業がうまくいっていたとしても地震など、不慮の事態が起きてしまった場合、現...