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「シニアライフ」を再定義

従来あった画一的なシニアライフ、またはセカンドライフの在り方が、大きく様変わりし、1人ひとりの、世帯ごとの状況が全く違うものとなりました。

物価・金利・年金・雇用、そして家族構成と、どれにおいても不確実性が増している今、「安定」は誰においても約束されていません。

そうした状況において、私たちには選択肢が数多く増えてきました。

ただ、それを選ぶための仕組みや援助、失敗した場合のリカバリーは整備されていません。

 

一度の判断で完璧な選択をし続けるのは不可能です。

FPの本質的な仕事とは、こうした不安定な社会の中で、安心して生きていくための、「余白」を設計することです。

この余白を持てることが、豊かさを生み出します。

​■ シニアライフについて

シニアライフとは、一般的に60歳前後以降の人生のステージを指す言葉で、定年後の生活やライフスタイルを総称して使われます。

 

ただし、近年は「老後」という言葉よりも前向きでアクティブな響きを持つため、幅広い意味で使われています。私たちは細かく、以下のように区分けしています。

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定年に向けての

準備時期

定年後すぐの

活動的な時期

医療や介護との

関わりが増える時期

人生の総仕上げ

​■ シニアライフの主なポイント

・働き方の変化
定年退職後に再雇用やパートタイムで働く、あるいはボランティアや趣味を活かした活動にシフトする。

 

・ライフプランの見直し
年金や退職金、貯蓄をもとに生活設計を考え、資産運用や支出管理が重要になる。

 

・健康・介護への備え
健康維持のための運動や食生活への意識が高まるほか、介護が必要になった場合の準備も含まれる。

 

・人間関係と生きがい
家族との関係性や地域とのつながりを大切にし、趣味やコミュニティ活動で生きがいを見つける。

​■ シニア世代の課題

・金融資産はあっても、“運用・贈与・終活”の知識が分断されている

・誰に相談すべきかが不明確(銀行・保険・税理士の間に溝がある)

・高齢化に伴う「家族間トラブル・資産凍結・相続混乱」も増加中

 

「退職=引退」ではなく、「再設計」「再出発」へと価値観が変化しています。

必要となるのは、「年金」「資産運用」「保険見直し」という単発な解決ではなく、「人生をまるごと設計し直す」というFPの視点です。

​■ シニアライフFPとは

50代、60代の方からのご相談が大変増えております。

​老後に向けた備えをしてきたものの、いざ老後を迎えようとした際に、どう対処して良いのか、どう判断や選択をすれば良いのか、それが分からない、というご相談です。

​​

なぜそうしたお悩みが多いのか、その要因となるのは、

・時代が大きく変わり、今までの常識が通用しにくくなっている

・50代、60代のそれぞれの状況が異なり、一般論が当てはまらない

​・自分の状況が把握できていないため

といったことが挙げられます。

私たちはまず、ご自身のお金の現状と今後を把握されることをお勧めしております。

​つまり「老後資金シミュレーション」こちらが選択や判断の軸となります。

​この情報を踏まえて、以下の最適な選択や判断を支援いたします。

・家計の見直し

・資産運用の必要性、選択肢の判断

・保険の現状確認、見直し

・住宅ローンの繰り上げ返済など

・退職金の活用方法

・年金受給のタイミング

・就労計画

​・介護、認知症対策

・相続、贈与対策

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