情報は自分で取りに行かなくてはならない
「iDeCo」という言葉をご存知ですか?
個人型確定拠出年金の愛称です。
国が準備してくれた、税金の優遇というメリットがある、
国民にとって嬉しい制度です。
2017年1月の改正により、ほぼ全て の現役世代がiDeCoに加入できるようになりました。
金融機関で、自分のiDeCo専用の口座を開設し、
その中に、自分で決めた金額を毎月積み立てていきます。
積み立てた資金を使って、金融機関がラインナップしてくれている投資信託などの商品を購入し、
運用を行い、積み立てた金額以上に資産を殖やしていき、年金をつくろうとするものです。
2018年8月末時点の 加入者数は101.0万人と、改正前2016年12月末の30.6万人から3倍を超えたようです。
どんどんと伸びていますね、すごい。。。

ですか?ほんとに?
実際には、iDeCoの加入者数が100万人を超えたとはいえ、現役世代の人数に占める加入者の割合は依然として低いのです。
どれくらい低いか?
公的年金の被保険者数全体に対するiDeCoの加入者 (2018年8月末時点)の割合をみると、だいたい3.3%くらい。
入ることができる対象者に対して、たった3.3%の人しか入っていない。
何故か?
この商品・仕組み・制度が良くないのか?
一番の理由は、この制度のことを知らないから。まだ名前すら聞いたことがない、という人も数多くいます。
この記事では、商品の内容については触れませんが、はっきりとしたメリットがある商品です。
では、何故知らないのか?
この情報や商品を提供する側の方に、メリットがあまりないから。。
つまり、売る方としては儲からないから。
私達にとって良いか悪いか、という視点ではありません。
提供する側の都合です。
ジッとしていては、情報は入ってきません。
自分で取りにいかないと。

当社でもiDeCoに関するセミナーを行っておりますが、多くの方が興味を持って聞かれます。
内容を理解して、なぜ今まで知らなかったのか、と悔しがります。
ぜひ、自分の足で、手で、目で、情報を取りに行ってください。