できる社長の保険戦略「当社が保険を重視する理由」
経営者の生命保険加入目的はこれまで、
経営者が万一の場合の「事業保障資金」「死亡退職金・弔慰金」、 勇退時の「役員退職慰労金」、従業員に対する「福利厚生」や「退職準備金」などとされてきました。
現在、数多くの保険会社から様々な商品が販売されている保険ですが、 皆さんが保険のことを意識されること、時間はほとんどないと思います。
そして、それぞれの保険がどのように役立っているのか、 どんなメリットとデメリットを持ち合わせているのかもあまり把握がされていないことが多く感じます。
上記に加えて、
各種特約の活用や、全損や半損といった経費処理の違い、 払い済みや変換・譲渡、APLの活用、円やドルといった通貨の違いなど、 目的に合わせた活用方法や判断方法はあまたにあります。
時間の経過とともに、会社にとってのニーズや必要保障額が変わるのはもちろん、 キャッシュに大きな動きが生まれることも想定されます。
同じ目的のために、複数の保険商品を組み合わせて、
スキームを組んでいることもあります。
もはや保険は、従来からある生命保険とは
もう違う領域にあると言っても過言ではありません。
肝心なのは、その都度的確に判断し、各種手配を取ることであるのは、
何度も述べてきました。
「保険料の支払いのために、資金繰りに苦しんでいる。。」
などという状況はあり得ません。
ステージに合わせて、保険という財務ツールを活用できるようにしておきましょう。
この財務ツールを上手く活用するだけで、会社の戦略が大きく変わります。