「資金繰りに悩む経営者」に共通するポイント
資金繰りが悪化してしまう理由は会社によって様々です。
売り上げ不振の会社もあれば、取引先の倒産で売掛金が焦げついた、なんていう会社もあります。
中には、担当銀行員からの依頼で、無駄な投資に手を出してしまったことで、悪化がおこったりするようなことも。
しかし、
理由は様々なんですが、資金繰りに悩む経営者には、ある共通するポイントがあります。
それは、どの経営者もバランスシート(貸借対照表)をきちんと見ていない、という点です。
決算書を見ていて、利益が出ているにもかかわらず、現金が減っているとします。
現金が減った理由や会社の資金繰りがどうなっているのかを把握するには、本来バランスシートを見ていれば分かるはずなんです。
資金繰り表を作ったり、複雑な財務分析なんかをする必要はありません。
でも実際、バランスシートに目をやる経営者がほとんどいません。
もしくは、チラッとだけ見て、終わってしまっています。
数字に強い経営者!になれることは理想ですが、 そこまでなれなくても、最低限のスキルを身に付けて、見るべきポイント、 バランスシートでいうと3点だけ見ることで、数字に失敗しない経営者になれます。
その3点の中でも一番大切なのは、左上にある現預金です。
しかも特別な見方は必要ありません。 大事なのは“比べること”です。
今月と先月、今年と昨年、計画と実際、この比較こそがバランスシートを活かす上で、一番大切なポイントとなります。
ぜひ実践してみてください!