税金を気にすることなくお金を準備する方法
経営者にとって税金は非常に大きなテーマです。
キャッシュが手に入る!と分かっていても、その後の税金のことを考えると気軽に喜んでいれません。
今回の表題は税金を気にすることなくお金を準備する方法ということで、「そんな方法が本当にあるのか?」と思われるかもしれませんが、法人保険を活用されることで可能になります。
それは契約者貸付の活用です。
先日の実践事例でもご紹介しました、この契約者貸付。
保険の契約者が資金を必要とした時、保険会社からお金を借りられるという制度のことです。貯蓄性があり、解約返戻金がある保険に限られますが、使い勝手の良い制度です。
簡単な書類手続きだけで利用でき、手間もかからず、比較的スムーズに借りることができます。早ければ申込から一週間ほどで手元にお金が入ってきます。
この契約者貸付で借りたお金に関しては、保険を解約した時の解約返戻金と違いますので、利益を押し上げることがありませんので、税金も発生しません。あくまで借金になり、借入金として経理処理が行われます。
税金が課せられることを考えると、解約しないで契約者貸付でお金を得た方が得だったということも起こり得ます。
借りたお金と利息が解約返戻金を超えると、保険の効力がなりなり、失効となりますが、実際には失効が起こるまでには数年間くらいの時間もかかりますので様々な手が打てます。
使い方によって保険は非常に役立つものになるのですね。