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「フィンテック」ってなんだ?

今日の日経新聞にも特集記事があった「フィンテック」。

また新しいカタカナが出てきたよ。

そう思われる方も多いのでは。

難しく説明をしようとすれば、いくらでも難しくできますが、

簡単に言えば、インターネットの技術を使って、金融のサービスをより便利に受けられるようになること、

と理解すれば良いと思います。

例えば、スマホで預金残高のチェックや振り込みの手配をできるようになることもそうだし、

自分が購入した株や投資信託の現状を確認したり、売買の指示をインターネットでしてみたり、

少し前から注目されているクラウドファンディングなんていうものは、ネット上で出資者を募って、自分の事業や会社の資金調達をネット上で行うというものです。

こんなことできたら便利なのにな、と思っていたことが、インターネットつまりITを活用して実現できるようになってきています。

そしてそれは今後さらに加速していくことが予想されます。

私たちが思っている以上に、技術の進歩ってあるものですよね。

こうした進歩は本当に便利で私たちの生活を大きく変えてくれる可能性を持っています。

今まで人が介在して、ひと手間もふた手間も掛けていたことが、一気にスピーディーに処理される。

ここで注目しておくことは、まず人手が掛からなくなること。

こうした技術は人の手間を省いてくれますが、それは言わば今まであった“職業”を奪っていくと言うことができます。

例えば銀行員、例えば保険の外交員など。全てがすべてではないですよ。対象となる分野があります。

ただ、今まで通りに働いていて、そのままそれで安泰かと言えばそうではないということですね。

自分に新しい付加価値を付ける努力をする必要があります。例えば5年、例えば10年経って、その時点で「さてどうしよう?」と考え始めても、もう手遅れになってしまいます。如何に手を打つかだと思います。

あともう一つは、結局最初の判断や行動を起こすのは自分である、ということに変わりはないということです。

例えばフィンテックの技術で、ロボアドバイザーが自分に最適な運用方法を指南してくれるというサービスが生まれようとしています。過去の膨大なデータから、自分に最適な現在の運用スタイルや商品を提案してくれるというものです。

聞いただけで何やら頼もしい技術だなと思ってしまうわけですが、そもそも最初にこのサービスを活用しよう!と判断するのは自分自身です。その判断が出てこない限り、このサービスのメリットを受けることはできません。

サービスが向上されて、全てが一連の流れになって、自分自身がほとんど考えないままに流されていくのは、簡単なことですが、それでは今までとそれほど変わりはありません。

誰かにとって都合の良い流れに自分自身がのせられているのに過ぎません。

こうしたサービスや技術の発展があるからこそ、自分自身の意見やポリシーが大切になってくると思います。

技術が発展する将来に向けて、やるべきことは技術の内容に関する理解ではなく、自分自身についての理解なんだと思います。

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